早ちゃん

７月１６日のことでした。

早ちゃんがにんまりと意味深な表情で近寄ってきて

「つららさ～ん、今日ね、私、ココに来て、一周年なんですー」

「へー、去年の今日だった？
　もう、すっかり慣れてるから、もっと長いかと思ってたー
　一周年なんやね、おめでとう」

「はじめは、わからない事だらけで
　なにかある度に、『つららさ～ん』って、呼んでましたよね(笑）」

「うん、うん、でもね、そこが早ちゃんの良いとこだったんよ」

「？」

「知らないことを、勝手に判断して、やってしまってから
　『こうなったんですけど、どうしましょう？』っていって
　後の処理を人任せにされて、しんどい思いもしたことがあってね。

　知らないことを知らないと、言ってくれた方が
　教える方も、教えやすかったし
　早ちゃんは必ず、確認と報告をしてくれたよね。

　信頼して、お任せできるなー。って、思た。」

今じゃ、何も言い合わなくても
お互いに
あ、それやるなら、私はこっちね。
と言う風に、効率よくお仕事すすめていられる。

信頼してお任せするから
自分の仕事にも没頭できる。

ミスも減る。

時間のロスも無く。



早ちゃん、これからもよろしく！
がんばろうね。



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